日本人の盲点?日常業務に潜むリスク 上海

中国上海にオフィスを構えるに当たって、各業者との連携は必要不可欠。しかし、中国上海での業者との連携に、日本人が思いも寄らない落とし穴が潜んでいます。今回はそんな潜むリスクを紹介していきます。

 

日本人の盲点?日常業務に潜むリスク 上海

日々業務を遂行するにあたり、様々な業者との連携が欠かせません。その中でも、現代において最も重要な設備はパソコン・ネットなどのIT環境です。IT環境が整わなければ業務を遂行することはできません。オフィスを構えるに当たって一番初歩にIT環境の構築が求められます。中国上海には様々なIT専門業者があります。コストは出来るだけ抑えたい。そんな思いで、ついついローカルIT業者に依頼しがちです。やりとりも現地中国人スタッフに任せればいいので、一見問題ないように思えます。ローカルIT業者のサービスが悪いというのはよくある話ですが、自分の依頼しているIT業者はそうでもないからと安心していませんか?実はここに盲点があるのです。サービスの質が平均的に低いのは言うまでもありませんが、ローカルIT企業に依頼すると、ほとんどの企業が現地中国人スタッフに任せます。これだと日本人は担当者に任せきりで、状況を把握するのは非常に困難です。これを利用して、業者との間で交渉し、実際の料金より高い金額の請求書と領収書を発行させ、差額を業者と山分けするケースもあります。もちろん全てではないですが、これは非常によくあるケースです。日本では考えられないことですが、海外ではこのようなケースも想定する必要があります。IT専門業者一つ取っても、やはり日本語が通じる日系のIT専門業者に任せる方が良いでしょう。日本人自身が状況を把握することができるので、このようなリスクを避けることができます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次