現在皆様が中国上海での携帯キャリアとの契約では、データ通信量の1ヵ月の上限を5GB、10GB、20GBなどと設定することになります。最近では30GBや50GB 100GBなどという大容量データプランも登場しています。これだけ大容量のデータプランが登場した背景には、外出先でYouTubeやビデオ通話、映画・動画配信サービスなどを利用する携帯ユーザーが増えているということでしょう。
では仮に1GBのデータ通信量が使用できるとして、その1GBで何時間くらい動画を観られるのでしょうか。
GB(ギガバイト)とは?
コンピュータなどで使われるデジタルデータの量(サイズ)を表す単位に「B(バイト)」があります。ギガバイトは、約10億(10の9乗)バイトのことで、「GB」という記号で表されます。
ちなみに小さいほうから、B(バイト)、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)と続きます。パソコンやテレビ録画用のハードディスクなどは、最近は1TB以上のものが主流になっています。
動画を何分観ることができる? 1GBでできること
1GBのデータ通信量で動画は何分観られるのか、ケース別にみてみましょう。
動画は約60分
一般的な動画なら約60分(1時間)観られる、というのが目安です。
例えば中国国内でVPNを使用しYouTube視聴の場合、設定で1080p(高画質)の場合は約60分(1時間) 720p(高画質)の場合は約90分(1.5時間)の視聴が可能です。
映画・動画配信サービスの場合は、最近はスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けのアプリを使えばデータ通信量が抑えめになるよう調整されています。そのため1GBで1.5-2時間程度観られるというケースが多いようです。これは日本、中国のアプリに限らず同様です。
LINEやWechatのビデオ通話は180分
WechatやVPN使用でLINEで中国国内や日本へビデオ通話をした場合、180分(3時間)程度で1GBに達します。音声通話のみの場合は1GBで約2,000分(約33時間)話すことができます。
FaceTimeは約400分
iPhoneのFaceTimeでビデオ通話をすると1分間で約2.5MB、1時間で約150MBのデータ通信量を消費すると言われています。1GBに達するまでは約400分(約6.6時間)話すことができます。音声通話のみの場合は約2,030分(約34時間)話すことができます。
いかがでしたでしょうか?実際に動画視聴でデータ容量をどのくらい使用するかを知ることで現在のデータ容量プランの目安になると思います。
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