Windows 7/Windows Server 2008/2008 R2サポート終了時期が間近に近づいております 移行しないと様々なリスクが生じます!サポートが終了すると、重大な脆弱性が発見されても修正パッチが提供されなくなるため、サイバー攻撃によりマルウェア感染や情報漏えいなどの被害を受ける可能性が高くなる。しかし、移行したくてもさまざまな理由から断念するケースもあるだろう。ここでは、サポート終了に際して移行しないリスクと、やむを得ない場合の対応策について紹介する。
Windows 7/Windows Server 2008/2008 R2のサポート終了日時
Windows 7/Windows Server 2008/2008 R2」は、2020年1月14日に延長サポートが終了します。サポートの終了とは、定期的なセキュリティ更新プログラムの提供がなくなることを言います。
マイクロソフトでは、製品について10年間(メインストリームサポートを5年間、延長サポートを5年間)のサポートを提供している。
サポートが終了したOSを利用し続けるリスク
ITの世界は日々進化しており、パソコンを構成するCPUやメモリー、ストレージなども高速化や大容量化が進み、新しい規格や機能も続々と登場している。5年もたてば性能差は大きくなり、新しい規格の周辺機器などが使えないといった問題が出てくるので、OSをはじめとするソフトウェアも同様に進化していかないと、ハードウェアの進化に追い付かなくなってしまう。そのため、定期的にメジャーバージョンアップが行われる。
• サポートが終了すると、【セキュリティ】,【サポート対応】,【ハードウェア故障】に脆弱性が発見されても、修正パッチが提供されなくなる。脆弱性が解消されないままでOSを使用していると、マルウェア感染や情報漏えいなどのリスクが高くなってしまう。こうしたリスクから企業を守るためにも、最新のOSへの移行を呼び掛けているわけだ。もちろん、OSだけでなくハードウェアも最新のものに移行した方が、性能も機能も向上できる。つまり、パソコンを買い替えることが最善策ということになる。
【セキュリティ】
最新のセキュリティ更新プログラムが、マイクロソフト社から提供されなくなることで起こる可能性があります。サポートが終了すると、ウイルスやマルウェア、脆弱性を狙ったサイバー攻撃に対して耐性がなくなるので、大変危険な状況となります。
【サポート対応】
トラブルが起こってもマイクロソフト社のサポートが受けられないため、被害が拡大することが想定されます。自社で対応しきれずに、企業価値やイメージ、売上の低下を招くなどの大きな損失となったり、業務停止を余儀なくされたりする場合もあるでしょう。
【ハードウェア故障】
老朽化により、ハードウェアの故障率が向上する可能性があります。2008年に「Windows Server 2008」が登場してから10年以上が経過し、近年は記憶装置としてHDDからSSDに移行する流れが加速するなど技術は進化しています。安全な運用には、適切なハードウェアを使用することも欠かせません。
Windows7サポート終了前の対応策
• Windows 7から10への移行についてはこちらをご覧下さい。
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Windows Server2008サポート終了前の対応策
マイクロソフト社は自社のクラウドサービス「Microsoft Azure」にて、Windows Server 2008で構築したシステムを、そのまま移行することができるプランを提供しています。大容量データの移行ができる「Azure Data Box」、ファイルサーバーとクラウドストレージを同期できる「Azure File Sync」により、スムーズな移行を目指します。Azureを利用する場合はWindows Server 2008の延長サポート終了後も、3年間は無償でセキュリティ更新プログラムを提供するとしています。
Azureで移行できないユーザーに対しては、Windows Serverの旧版を新版に置き換える方法として、「ハイブリッドクラウド」を提供しています。これは、オンプレミス環境に「Windows Server 2019」を導入し、Azure環境と組み合わせることで、Azureとの基盤統合、データベース統合、アプリケーション統合、管理統合ができるというもの。Windows Server 2008の延長サポート終了後には、アップグレードに必要なサーバーのみを対象に、有償で最大3年間保護を維持するためのセキュリティ更新プログラムを延長できます。
まとめ
2020年に延長サポートが終了する「Windows7」「Windows Server 2008/2008 R2」は、現在も多くの企業が利用していると言われおり、新しい環境への移行が進められています。サポートが終了したOSを利用し続けることは、ウイルスやマルウェア、脆弱性を狙ったサイバー攻撃に対して耐性がなくなることを意味するため、様々なリスクを抱えることになります。サポート終了前に、マイクロソフト社のWindows10や‘Microsoft Azureの活用や、オンラインストレージの導入で、セキュリティリスクに対して対策することが求められています。
下記の図のような理由で移行が遅れる傾向がございます。
図:サポートが過ぎたOSを使い続けてしまう5つの要素
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