ビジネスにおいて、欠かすことができないのがメールです。お客様からお問い合わせや、見積書などの送付など、全ての業務においてなくてはならない存在です。
現在はIT技術が進み、QQやYahoo!、Gmailといった多くのWEBメール(フリーメール)があります。
本来であれば、サーバーを用意し、運用する必要がありますが、これらの企業が、サーバーを一括管理し、
その一部を共有(シェア)することにより、無料で利用することができます。
中国上海でオフィスを構える多くの企業様も、こうしたフリーメールを使用しています。
そんな便利なフリーメールには、実は多くの危険やデメリットが潜んでいます。特に中国では、様々なフリーメールが存在するため、ウイルスなどに晒される危険があります。
今回はフリーメールのメリットからデメリットまでを紹介していきます。
1フリーメールのデメリット
①フリーメールの一番大きなメリットは
なんといっても無料で使えることではないでしょうか。レンタルサーバーを使用すると、毎月費用が発生します。(実は費用に見合った効果がある。)また、容量もかなり余裕があるフリーメールが多いので、容量を気にすることなく使用することができるのもメリットと言えます。
2フリーメールのデメリット
①悪用性が高い
フリーメールは、複数のアカウントを作成しても無料のため、誰もが複数アカウントを取得することができます。そのため匿名性が高く、悪用目的で使われることも多いので、このような悪質なメールの受信を防ぐため、フリーメール自体を受け付けないPCやサービスがあります。そうなると、自分が送ったメールが相手に届かないこともあるのです
3フリーメールのデメリット
②相手側が対応受信拒否している可能性がある
メールを受け取る側が迷惑メール対策で、フリーメールアドレスを受け取らないように設定している可能性があります。前回もご説明した通り、匿名性が高く、悪用目的で使われることも多いため、このような設定をしているケースが非常に多いです。自分が送ったメールが相手に届かないこともあります。
4フリーメールのデメリット
③メールが消えてしまう恐れがある?
フリーメールは世界中にサーバーを構え、多くのユーザーが利用しています。一見問題ないかのように思いますが、問題が発生したとき、1人のユーザーの為にサーバーを検査してくれません。送ったはずのメールが相手に届いていなかったり、送られてきたメールが届かなかったりと、様々な問題が発生します。1つ1つのやり取りが非常に重要なビジネスの現場において、これは非常にリスクだと言えます。
5フリーメールのデメリット
⑤そもそも会社としての信用性の問題
ビジネスにおいて一番大事なのがこの信用です。お客様に如何に信用してもらうかが重要なビジネスにおいて、メールアドレスで信用を落とすことになるとまさに命とりです。日本では非常に少ないですが、中国では、まだまだフリーメールをしようしている企業様がちらほらいらっしゃいます。たかがメールアドレス、されどメールアドレス。信用とはどこで無くすかわかりません。メールアドレスで信用を無くすのは、非常に勿体無いのではないでしょうか。
6フリーメールと独自ドメインメールの使い分け
⑥メールを上手に使い分ける
様々なWEBサイトを利用する時に、メールアドレスでの登録するケースが非常に多いです。このようなサイトに登録する際、会社の独自ドメインメールアドレスを使用してしまうと、迷惑メールなどが送られてきたときに、メールアドレスを変更しなければならなくなります。フリーメールアドレスは、プロバイダの有料メールアドレスと違い、 無料で何個でも取得できるという特徴があります。これを利用し、このようなサイトなどの登録をする際には、それ専用のアドレスを作っておくことが一番スマートといえます。
7【まとめ】フリーメールと独自ドメインメールの使い分け
フリーメールアドレスは、誰もが複数のアカウントを取得することができます。そのため、匿名性が高く、悪用目的で使われることも多いため、メールの受けて側がそもそも受信しないように設定されているなど、これまで様々なデメリットをご紹介してきました。ですが、フリーメールアドレスと独自ドメインアドレスを上手く使い分ければ、ビジネスを進める上でも非常に便利になります。
有料の独自ドメインメールアドレスはビジネスなどの大事なメール専用。
フリーメールアドレスはお知らせや広告のメール専用。
というように使い分けていくことをおすすめします。